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2024年10月21日(月)
(公)リクエスト講座
「老舗旅館の料理長に聞く和食基礎講座」
講師: 万助楼 大町 英継氏
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申込受付開始からすでに大反響でした。
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まず、大町先生が用意してくださった番号札を
参加者さんに配布しまして
「和食とは」・・・どうイメージされますか
「味わうとは」・・・どこで感じると、イメージされますかなどランダムに当てられていく逆質問コーナーでは
様々な言葉がでました。
人それぞれ感じ方、とらえ方が違う。
また共感する。
新たな発見もありました。
日本食の特徴も季節を感じれる食材使いや出汁の旨味で食材を美味しくする。これこそが日本にしかない調理法であり、日本の食文化は世界でもトップレベルで誇らしいものだと気づくことも出来ました。
市販のだしの素についても、「だしの素」があるからこそ和食が残っているのかも知れない。というお言葉にも衝撃を受ける参加者さんたち。普段から昆布・かつお等で出汁をひくことは簡単ではない。それが市販のものであっても「出汁」を使う。ことが
重要だと。
減塩が気にされている世の中。出汁を使うことにより素材本来の味も消すことなく塩分の摂りすぎもおさえることができる。
「和食は健康的」だということを深くとらえることができました。
今回、30~40代の女性参加者が多かったこと。その理由としては、核家族が増え、独自の味付けでの正解なのか不正解なのかの日々の悩みの解消であったり、子育て世代真っ只中で子供のアレルギーや好き嫌い、安心安全な調理方法など切実な思いで参加されたと。スーパーやコンビニなどで慣れてしまった子供たちの味覚。すぐには無化調の調理は難しいけれど少しずつ変えていければいいなと意気込みも聞く事ができました。
最後の質問で
「味覚をみがくにはどうすればよいですか」
の問いに
「一生懸命食べる」「意識して感じる」ことが大切ですね。
の大町先生の言葉に感動し、拍手喝采で講座は終了しました。
「和食の基本」 おもてなし・・・和の心
今回の講座は、
和食だけではなく、日本人の心・日本人に生まれてよかった。
と気づかせてもくれ
出汁は あっさりすっきり。
講座としてはとても濃厚な内容でした。
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大町先生 ありがとうございました!!